源氏物語絵巻を観に行く

源氏物語絵巻を観に行く

源氏物語 王朝のかがやき を観に行く

好天の休日は目の保養がベスト。
京都国立博物館で開催中の『源氏物語 王朝のかがやき』を観てきました。
いま取りかかっている作品のヒントになるのではと、どうしても見ておきたかった企画展です。観て考えて、考えて観て、感想とたどり着いた結論は以下の通りです。
★線と色は勝てない。御簾の線などどうやって引いたのか。半導体の回路図も引けそうな精緻さ。画力という言葉が修練に裏打ちされていたことがよくわかる。色には時間が乗り移っているので独特の時代色になっている。真似できないし、その必要もない。
★情緒は褪せない。
★斜め45度の構図が目に付く。奥行きを表現する工夫と思うが、線が素晴らしいので嫌味がない。当時の絵師の良しあしは、線質と構図への気配りで決まったようだ。馬の配置が単調な作があり、解説にお弟子さんの作だろうとあった。
★よって、今を生きる人間としては、形(立体感)と動勢(ムーブメント)で勝負すべき。
*とはいうものの、縄文人がアクリル絵の具を使えばどんな絵を描いただろうか、がテーマの次回作。いくら思案しても埒が明かないまま京都の日は暮れるのでした。

唯一撮影が許された能衣装の展示

閉鎖中の門まで歩いて博物館の全体像を狙ってみた。中央の噴水に重なって小さく見えるのがロダンの『考える人』。ここまで来て写真を撮るもの好きはいないだろうと思ったが、若い娘さんがひとりやってきて背後の鉄の柵にもたれかかるようにしてシャッターを押していた。あの人、インスタやっているのかも

この人も、いつになったら考えがまとまるのかしら



アートギャラリー まなりや
大阪府枚方市。京阪本線 牧野駅から徒歩3分のアートギャラリー。

share
Prev 秋は夢見る

Leave a comment

CAPTCHA