こころ樹展はじまりました

こころ樹展はじまりました

開花宣言的こころ

春は新しい絵具が欲しくなる。パーマネントグリーンにイエローを重ねたい気分。
小学校の三色すみれも満開で、淀川の土手も菜の花で明るい。鶯色のフェアウエーの向こうに北摂の山並みが見える。あちこちに点々と円形脱毛症のような白い(抜き)がある。そこに桜がある証拠だ。半袖の娘さんが軽快に走り抜けていった。
『君はどうしているだろう?』古い歌謡曲を口ずさむ。
高校の文化祭で“雑木林は落葉とネズミの運動場”と題したぼくの拙い水彩の色紙を買ってくれたのは、クラスで一番大柄で無口な山本さんだった。彼女だけが青春の夢と孤独に共鳴してくれた。そんな自分勝手な高揚感をポケットにしまい込んだ、あの頃。
こころ樹展が始まった。若い人たちの作品でギャラリーは埋め尽くされた。彼らのポケットには、どんな高揚感が身をひそめることになるのだろう・・・・。



アートギャラリー まなりや
大阪府枚方市。京阪本線 牧野駅から徒歩3分のアートギャラリー。

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